JAPAN AIがMCPへの対応を開始 〜開発労働生産性を向上させ、データソースとの連携を拡大〜

JAPAN AI株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下JAPAN AI)は、AIエージェントがクラウドサービス上のデータに直接アクセスできる「Model Context Protocol(以下、MCP)」への対応を開始いたしました。

外部データソースにMCPを使用してアクセス可能に

MCPは、AIエージェントが各種データソースと双方向でデータをやり取りするための標準化された通信規格です。

従来は、AIモデル(GPT-4やClaudeなど)と各種データソース(ファイル、クラウドサービスなど)を連携する際、AIやデータソースごとに別々のAPIや認証方式を実装しなければならず、開発工数の増大やスケールのしにくさが課題でした。

今回のMCP対応による開発工数の削減とデータソース連携の拡大を通じて、より幅広いサービスを提供することが可能になります。

これにより、ユーザーはクラウドサービスの切り替えやデータの手動操作を行うことなく、AIエージェントを介して一元的にデータを活用できます。

主なAIエージェントとの連携例
・GoogleドライブやBOX等へのデータや文書の一括格納、出力
・Googleマップ情報の即時検索
・SlackやChatworkでの業務連絡の自動化
・X(旧:Twitter)と連携し、ポスト検索

今後の展望

今後は、より多くの主要データソースやビジネスコミュニケーションツール、プラットフォームとの連携を拡大し、開発力を高め、企業の業務効率化に貢献してまいります。