毎日繰り返されるデータ入力や転記作業、帳票作成といった定型業務に、多くの時間を費やしていないでしょうか。業務自動化ツール(RPA)は、こうしたルーティン作業をソフトウェアロボットが代わりに実行することで、担当者の工数を大幅に削減し、ミスのない処理を24時間継続できる仕組みです。
「業務自動化ツールとはどんなものか」「どのツールが自社に合っているのか」「費用はどのくらいかかるのか」といった疑問を持つ方に向けて、本記事ではRPAの基本的な仕組みから種類・選び方、そして2026年最新のおすすめツール15選をセグメント別に徹底比較します。デスクトップ型・クラウド型・サーバー型のタイプ別比較に加え、AI連携重視・コスト重視といった目的別の視点でも整理していますので、自社の業務規模やITスキル・予算に合ったツール選びの参考にしてください。
また、記事内ではRPA以上の業務効率化を実現できるAIエージェントの「JAPAN AI AGENT」についても解説します。
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業務自動化ツール(RPA)とは
業務自動化ツール(RPA)とは、人間がパソコン上で行う定型的な操作を、ソフトウェアロボットが代わりに実行する仕組みを指します。RPAは「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略称で、ロボットといっても物理的な機械ではなく、画面上の操作を記録・再現するプログラムです。
なぜ今これほど注目されているかというと、日本企業が直面する人手不足とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の必要性が背景にあります。毎日繰り返されるデータ入力や転記作業、帳票作成といったルーティン作業は、担当者の時間と集中力を大量に消費します。こうした作業をRPAに任せることで、人材をより付加価値の高い業務へ振り向けることが可能になります。
RPAの仕組みはシンプルです。業務の手順(シナリオ)をツール上で設定すると、ロボットがその手順を忠実に再現します。たとえば、「Aシステムからデータを取得し、Excelに転記してBシステムへ登録する」という一連の操作を、人間が行うのと同じ画面操作で自動化できます。プログラミングの知識がなくても操作できるノーコード設計のツールが増えており、現場担当者が自走できる環境が整いつつあります。
なお、パーソルワークスデザイン社が2025年10月に実施した「生成AI・RPA導入実態調査2025」(従業員300名以上の企業でDX・AI導入に関与する担当者・決裁者1,000名対象)によると、AI・RPAの導入率は約9割に達し、企業の標準的な取り組みとして定着していることが明らかになっています。
出典:パーソルワークスデザイン株式会社「生成AI・RPA導入実態調査2025」
RPAの基本的な仕組みや活用事例については、RPAツールとは?仕組みや選定ポイントから自動化の活用事例を徹底解説もあわせてご参照ください。
業務自動化ツールでできること・主な活用例
業務自動化ツールが最も得意とするのは、手順が決まっていて繰り返し発生するルーティン作業の自動化です。具体的にどのような業務に活用できるかを理解しておくと、自社への導入イメージが格段に具体化します。RPAが対応できる主な業務は以下のとおりです。
- データ入力・転記:複数システム間でのデータコピーや、Excelへの転記作業
- 帳票・レポート作成:売上データの集計や月次報告書の自動生成
- Webスクレイピング:競合サイトの価格情報収集や、官公庁サイトからのデータ取得
- システム間連携:基幹システムとSaaSツール間のデータ同期
- 経理業務:請求書の受領・仕訳入力・振込データの作成
- 人事業務:勤怠データの集計・給与計算システムへの入力
- メール・通知の自動送信:条件に応じた定型メールの自動配信
部門別に見ると、経理・財務部門では請求書処理や仕訳入力、人事部門では勤怠集計や入退社手続き、営業部門では日報入力やCRMへのデータ登録など、幅広い場面で活用されています。共通するのは「手順が明確で、判断を必要としない作業」という点です。逆に、状況に応じた判断や創造的な思考が必要な業務はRPAの得意領域ではなく、そこはAIや人間が担う役割となります。
RPAで自動化できる業務の詳細については、「RPAでできることとは?自動化の事例やおすすめのツールを紹介」で詳しく解説しています。
AIエージェントをノーコードで作成する方法をまとめました。従来のAIとの違い、AIの検索精度を高める方法、活用事例なども載せております。⇒資料はこちら
RPAとAI・iPaaSとの違い
業務自動化を検討する際に混同されやすいのが、RPAとAI、そしてiPaaSの違いです。RPAは「決まった手順の自動化」、AIは「判断を伴う処理の自動化」、iPaaSは「システム間のデータ連携の自動化」と整理すると理解しやすくなります。
RPAは画面操作を記録・再現する仕組みであるため、手順が固定されている業務に強みを発揮します。一方、AIは自然言語の理解や画像認識、パターン認識など、人間の判断に近い処理が得意です。たとえば、請求書のPDFから金額を読み取る作業はAI(OCR)が担い、読み取ったデータをシステムに登録する作業はRPAが担うという形で、両者は補完関係にあります。
iPaaS(Integration Platform as a Service)は、複数のクラウドサービスやシステムをAPIで接続し、データを自動的に連携させるプラットフォームです。RPAが画面操作を自動化するのに対し、iPaaSはAPIを通じてシステムの内部でデータをやり取りします。画面操作が不要なシステム間連携であればiPaaSが適しており、APIが提供されていないレガシーシステムとの連携にはRPAが有効です。
近年は、RPAにAI機能を組み込んだ「AI-RPA」や、RPAとiPaaSを組み合わせたハイブリッド型の自動化プラットフォームも登場しており、より複雑な業務プロセスの自動化が実現できるようになっています。RPAとAIの違いについては、RPAとAIの違いとは?業務効率化のためのAI活用事例をご紹介もご参照ください。
様々な業務を自律的に遂行するAIエージェント「JAPAN AI AGENT」

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目的別の業務自動化の6つの方法
業務自動化は、目的別に以下の6つの方法に分かれます。
- プログラミング言語を用いた業務の自動化:自動カスクリプト
- 情報収集や転記などのルーティンワーク自動化:RPA
- ExcelをはじめとするMicrosoft製品での業務自動化:VBA
- 問い合わせ対応の自動化:チャットボット
- 画像やデータからの文字起こし自動化:OCR
- 多彩で高度な業務の自動化:AIエージェント
自動化スクリプト(プログラミング言語を用いた業務の自動化におすすめ)
自動化スクリプトは、プログラミング言語を用いて業務を効率化する方法で、特に定型的なルーチン作業の自動化に向いています。代表的な言語の一つがPythonで、シンプルな文法と豊富なライブラリにより、データ処理やファイル操作、Webスクレイピングなど幅広い業務を自動化できます。自動化スクリプトの強みは、既存の業務フローを柔軟にカスタマイズできる点にありますが、その一方でスクリプトの作成や保守には一定のプログラミング知識が必要です。
RPA(情報収集や転記などのルーティンワーク自動化におすすめ)
RPAでは、人の手で繰り返し行っていた作業をソフトウェアロボットが代行して、業務の効率化やヒューマンエラーの削減が実現できます。特に、Excelや業務システム間でのデータ転記、定型メールの送信などの業務効率化に役立ちます。
また、RPAはプログラミング知識がなくても扱えるノーコード/ローコード型のツールも多く、導入のハードルが低いのも特徴です。業務内容に合ったRPAを導入できれば、日常的な作業負担を大きく軽減し、全体の業務効率化につながります。
VBA(ExcelをはじめとするMicrosoft製品での業務自動化におすすめ)
VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Office製品に搭載されたプログラミング言語で、特にExcelを使った業務の自動化に優れた手段です。日々の業務で繰り返し行われるデータ入力や集計、帳票作成などの作業を自動化でき、業務の効率化やヒューマンエラーの削減につながります。
また、ExcelからWordやPowerPointへのデータ転送、Outlook経由の自動メール送信など、Office製品間の連携にも対応しており、社内業務全体をスムーズに進められるのも特長の一つです。ただ、大量データ処理には向いておらず、マクロの実行によるセキュリティリスクもある点には注意が必要です。
チャットボット(問い合わせ対応の自動化におすすめ)
チャットボットは、顧客や社内からの問い合わせ対応を自動化する手段として広く活用されています。特に定型的な質問や、よくある問い合わせ(FAQ)への対応を自動化すれば、業務の負担軽減や対応スピードの向上が図れます。
また、社内ではITサポートや人事関連の問い合わせ対応に使われるケースも多く、社員の業務効率を高める手段としても有効です。ただし、チャットボットはあくまでルールに基づいた対応が中心となるため、感情的なサポートや複雑な相談については、人間のオペレーターとの連携が不可欠です。適切な設計と活用により、チャットボットは問い合わせ対応の自動化において非常に効果的なツールです。
OCR(画像やデータからの文字起こし自動化におすすめ)
OCR(Optical Character Recognition)は、画像や紙の書類に含まれる文字情報を読み取り、テキストデータとしてデジタル化する技術です。
従来のOCRは、印刷された活字に強く、フォーマットが固定された請求書や申込書などの定型書類を処理する際に効果を発揮しますが、手書き文字やレイアウトが複雑な文書には対応が難しい課題がありました。
そこで近年注目されているのがAI-OCRで、これなら手書き文字や非定型帳票、さらには多少の歪みやノイズがある文書でも高精度な文字認識が可能となっています。また、RPAを組み合わせれば、スキャン → 文字起こし → システム入力までの作業を一連で自動化できます。AI-OCRは、紙ベースの業務が残る現場において、効率化とデジタル化を同時に実現できる有力な手段といえるでしょう。
AIエージェント(多彩で高度な業務の自動化におすすめ)
AIエージェントは、人工知能を活用して自律的に業務を遂行するシステムで、ルールベースの自動化では対応しきれない複雑かつ高度な業務に適した手段です。
従来のRPAが「決まった手順を繰り返す業務」に強いのに対し、AIエージェントはデータに基づいて自ら考え、最適な行動を選び実行できる点が大きな特徴です。
例えば、カスタマーサポートでは、ユーザーの問い合わせ内容を理解し、文脈に応じた柔軟な回答を返せます。
AIエージェントを導入すれば、業務プロセスの高度な最適化や人件費の削減、顧客満足度の向上といった多くのメリットが期待できます。
適切な目的とスコープを見極めたうえで導入すれば、AIエージェントは次世代の業務自動化をけん引する強力なツールとなるでしょう。
参考記事AIで資料作成を自動化する方法とは?おすすめのスライド生成AIをご紹介
AIが広告で出来る事とメリットデメリットを事例で解説
事業に沿った自社専用AIを構築したいならJAPAN AI AGENT

JAPAN AI AGENTは、企業が自社専用のAIエージェントを構築・運用できるプラットフォームです。
JAPAN AI AGENTでは、以下の特長により業務効率の向上や生産性の改善を支援できます。
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| 標準搭載のAIエージェント | 職種ごとのタスクを実行する「公式AGENT」が標準搭載されており、契約後すぐに利用開始できる |
| 専任カスタマーサクセスチームが、業務のヒアリングから必要なAI機能の提案、導入後の活用支援まで、一貫してサポート |
JAPAN AI AGENTは、企業が自社専用のAIエージェントを構築し、業務の自動化と効率化を推進するための有益なソリューションです。
【2025年】法人向け生成AIサービスおすすめ15選を比較!タイプ別にご紹介
AIによる業務効率化の事例と活用効果を解説
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利用用途別RPAで業務を自動化した事例4選
ここでは、RPAで業務自動化に成功した事例を4つ紹介します。
- 【営業部門】名刺情報の登録やお礼メールやスケジュールを自動調整
- 【CS部門】問い合わせにAIが自動回答
- 【人事部門】職員の超過勤務時間集計を自動化
- 【経理部門】入金消込業務を自動化
【営業部門】名刺情報の登録やお礼メールやスケジュールを自動調整
商談や展示会などで多数の取引先・関係者と名刺を交換した後は、社内データベースに名刺情報の登録やお礼のメール送信、そしてその後のスケジュール調整などの作業を行う必要があるでしょう。
ただ、これらの作業は交換した人数が多いほど時間・コストがかかるものでもあります。
名刺に関わる一連の作業を簡略化できるのがJAPAN AI AGENTです。
JAPAN AI AGENTのSFA連携機能を利用すれば、例えば展示会で交換した名刺をスマホで撮影してアップロードするだけで、情報登録・お礼メール・スケジュール調整まで自動で行えます。
煩雑な事務作業を簡略化し、コア業務にリソースを割けるようになるため、より企業収益を上げられる体制づくりが実現できるでしょう。
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【CS部門】問い合わせにAIが自動回答
C株式会社は、広告計測領域でデジタルマーケティングソリューションを提供する企業で、500社以上の顧客を支援しています。
同社のカスタマーサクセスチームは、1日約100件の問い合わせ対応に追われ、回答遅延や残業増加といった課題に直面していました。
カスタマーサクセスの課題を解決するため、JAPAN AIのAIチャットボットをChatworkと連携して導入し、約180のFAQからAIが自動回答する仕組みを構築。
その結果、マニュアルで対応可能な質問にはAIが即時回答し、顧客からは「気軽に質問できるようになった」との声が寄せられるようになりました。
また、導入に際しては、FAQの整理やAIが学習しやすい形への修正が必要でしたが、JAPAN AIのカスタマーサクセスチームの支援によりスムーズに修正が行えました。
【人事部門】職員の超過勤務時間集計を自動化
ある企業の人事部では、これまで対象者の名簿を手作業で抽出し、勤怠システムから勤務状況を確認しながら、超過勤務がある職員のデータをExcelに整理する業務を行っていました。
しかし、データの確認や転記作業に多くの時間がかかるという課題があり、これを解消するためにRPAの導入を決定しました。
導入後は、これらの一連の作業が自動化され、業務にかかる工数が大幅に削減されたほか、手作業によるミスも防止され、全体として業務の生産性が向上しています。
【経理部門】入金消込業務を自動化
ある企業の経理部門では、月に数十回にわたって発生する取引先からの入金に対し、その都度請求書データとの照合作業が必要となっていたため、RPAツールによる自動化を実施しました。
導入の結果、ネットバンキングで取得した入金データと社内の請求書情報をそれぞれExcelに取り込み、照合を行う一連の作業の自動化に成功。
その上で、データに不一致があった場合のみ担当者にメールで通知が送られる仕組みを構築しました。
RPAツールの導入により、担当者はイレギュラーなケースに対応するだけで済むようになり、煩雑だった照合作業から解放されて、他の重要業務に集中できる環境が整いました。
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| 参考記事 | AIが広告で出来る事とメリットデメリットを事例で解説 |
業務自動化ツールのメリット・デメリット
業務自動化ツールの導入を検討する際は、メリットとデメリットの両面を正確に把握したうえで、自社の状況に合った判断をすることが重要です。導入効果への期待だけで進めると、運用段階で想定外の課題に直面するケースも少なくありません。
メリットとしては、工数削減・ミス防止・24時間稼働・属人化解消・コア業務への集中の5点が代表的です。一方でデメリットとしては、初期費用・シナリオ保守の工数・業務変更への対応・野良ロボット化リスクが挙げられます。それぞれを正確に理解することが、導入成功の第一歩です。
業務自動化ツールを導入するメリット
業務自動化ツールを導入することで得られる最大のメリットは、ルーティン作業の工数を大幅に削減し、人材をより付加価値の高い業務へ集中させられる点です。
主なメリットは以下のとおりです。
- 工数・人件費の削減:1日数時間かかっていたデータ入力作業をRPAに任せることで、担当者の稼働を他業務に充てられる
- ヒューマンエラーの防止:手作業による転記ミスや入力漏れをゼロに近づけられる
- 24時間365日の稼働:人間と異なり休憩・残業なしで処理を継続できるため、夜間バッチ処理や月末の大量処理にも対応できる
- 属人化の解消:特定の担当者しか知らない手順をシナリオとして可視化・標準化できる
- コア業務への集中:定型作業から解放された人材が、顧客対応や企画・分析といった創造的な業務に注力できる
これらのメリットは単独で効果を発揮するのではなく、相互に連動します。たとえばヒューマンエラーが減ることで修正作業の工数も削減され、その分をコア業務に充てられるという好循環が生まれます。スモールスタートで1業務から自動化を始め、効果を確認しながら対象業務を広げていくアプローチが、導入成功率を高めるうえで有効です。
業務自動化ツールのデメリット・導入前の注意点
業務自動化ツールには明確なデメリットも存在します。導入前にリスクを正確に把握しておくことが、失敗を防ぐための重要なステップです。
主なデメリットと注意点は以下のとおりです。
- 初期費用・ライセンスコスト:デスクトップ型でも年間数十万円、サーバー型では年間数百万円規模のコストが発生するケースがある
- シナリオ作成・保守の工数:自動化の手順(シナリオ)を作成・テストする工数が必要で、業務変更のたびに修正が発生する
- 業務プロセス変更への対応:システムのUI変更や業務フローの変更があると、シナリオが動作しなくなる場合がある
- 野良ロボット化のリスク:管理されていないロボットが増えると、誰が何を自動化しているか把握できなくなり、セキュリティリスクや誤動作の原因になる
これらのリスクを軽減するためには、まず自動化する業務を慎重に選定し、手順が安定していて変更頻度の低い業務から着手することが重要です。また、ロボットの管理ルールを社内で整備し、定期的なシナリオの棚卸しを行う運用体制を構築することで、野良ロボット化を防ぐことができます。
業務自動化ツールの種類と特徴
業務自動化ツール(RPA)は、動作環境と管理方式の違いによって「デスクトップ型」「クラウド型」「サーバー型」の3種類に大別されます。自社の業務規模・ITスキル・予算に合ったタイプを選ぶことが、導入成功の前提条件です。
| 種類 | 特徴 | 向いている企業規模 | コスト感 | 管理方式 |
|---|---|---|---|---|
| デスクトップ型 | PC1台にインストール。ノーコードで操作しやすい | 中小企業・初めての導入 | 低〜中(年額数十万円〜) | PC単位で個別管理 |
| クラウド型 | インフラ不要。Web業務・リモートワークに強い | 中小〜大企業 | 低〜中(月額数万円〜) | クラウド上で一元管理 |
| サーバー型 | 社内サーバーで全社一元管理。大量処理・高セキュリティ | 大企業・基幹システム連携 | 高(年額数百万円〜) | サーバーで集中管理 |
デスクトップ型の特徴と向いている企業
デスクトップ型は、PC1台にインストールするだけで使い始められる、最も導入ハードルの低いタイプです。プログラミングや専門的なIT知識がなくても、画面上の操作を記録するだけでシナリオを作成できるノーコード設計のものが多く、現場担当者が自走しやすい点が特徴です。
コスト面でも優れており、年額数十万円〜数百万円程度から導入できるため、初めてRPAを試す企業や予算が限られた中小企業に適しています。1台のPCで動作するため、そのPCが使用中の場合はロボットが動作できないという制約はありますが、スモールスタートで効果を確認してから拡張するアプローチに最適です。
一方で、複数部門・複数PCにまたがる大規模な自動化や、全社的な一元管理が必要な場合には、デスクトップ型だけでは対応が難しくなります。まず1業務・1部門から始めて、効果が確認できたら他のタイプへの移行や追加導入を検討するという段階的なアプローチが推奨されます。
クラウド型の特徴と向いている企業
クラウド型は、サーバーやインフラの構築が不要で、インターネット経由でRPAを利用できるタイプです。Webブラウザ上の操作やクラウドサービスとの連携を得意としており、リモートワーク環境でも問題なく稼働できる点が大きな強みです。
導入のスピードが速く、申し込みから数日以内に利用を開始できるケースが多いため、早期に自動化効果を得たい企業に向いています。月額数万円〜という比較的低コストで始められるプランも多く、中小企業から大企業まで幅広い規模の企業が採用しています。
ただし、インターネット接続が必要なため、社内ネットワークのみで動作するレガシーシステムや、インターネット接続が制限されている環境では利用できない場合があります。また、クラウド上にデータが送信されることへのセキュリティポリシーの確認も必要です。拡張性が高く、利用規模に応じてプランを柔軟に変更できる点はクラウド型ならではのメリットです。
サーバー型の特徴と向いている企業
サーバー型は、社内サーバーにRPAを構築し、複数のロボットを全社的に一元管理できるタイプです。大量のデータ処理や複数部門にまたがる自動化、基幹システムとの連携に強みを持ち、エンタープライズ規模の導入に適しています。
セキュリティ面では、データが社内環境に留まるため、金融・医療・官公庁など機密性の高い情報を扱う業界での採用実績が豊富です。管理機能が充実しており、どのロボットがいつ何を実行したかをログで追跡できるガバナンス機能も備えています。
コスト面では年額数百万円〜と高額になるケースが多く、導入・設定にもIT部門の関与が必要です。そのため、中小企業よりも大企業・IT部門が主導する導入に向いています。一方で、1ライセンスで無制限にロボットを作成できる製品もあり、大規模展開時のコストパフォーマンスは高くなります。
失敗しない業務自動化ツールの選び方
業務自動化ツールを選ぶ際は、機能の豊富さよりも「自社の業務・スキル・予算に合っているか」を最優先の判断基準にすることが重要です。高機能なツールを導入しても、現場が使いこなせなければ効果は生まれません。
選定時に確認すべきポイントは以下の5点です。
- 操作性・ノーコードで使えるか
- AI連携・拡張性
- 導入コスト・ライセンス形態
- サポート体制・導入支援の充実度
- 無料トライアル・スモールスタートできるか
操作性・ノーコードで使えるか
ツール選定で最初に確認すべきは、プログラミング知識がなくても現場担当者が自走できる操作性かどうかです。どれほど高機能なツールでも、シナリオ作成にエンジニアが必要な場合、IT部門への依頼待ちが発生し、自動化のスピードが落ちます。
ノーコード設計のツールは、画面上の操作を記録するだけでシナリオを作成できるため、業務を熟知した現場担当者が直接自動化を進められます。一方で、複雑な条件分岐や例外処理が多い業務では、ある程度のプログラミング的な思考が必要になるケースもあります。無料トライアルを活用して、実際に自社の業務を試してみることが最も確実な判断方法です。
RPAとノーコードツールの違いについては、RPAとノーコードの違いは?導入メリットや成功事例までを解説もご参照ください。
AI連携・拡張性
2026年現在、生成AIやAIエージェントとの連携機能は、業務自動化ツールを選ぶうえで重要な差別化ポイントになっています。従来のRPAは「決まった手順の繰り返し」に限定されていましたが、AI連携によって非定型な文書の読み取りや、状況に応じた判断を伴う処理も自動化できるようになっています。
たとえば、AI-OCR機能と連携することで、フォーマットが統一されていない請求書や申請書からデータを自動抽出し、システムへ登録するまでの一連の処理を自動化できます。また、将来的に自動化の対象業務を拡大したい場合は、他のSaaSやシステムとの連携数・API対応状況も確認しておくことが重要です。
AIエージェントとRPAを組み合わせた最新の自動化については、AIエージェントを活用したRPAとは?自動化の方法から事例までを解説で詳しく解説しています。
導入コスト・ライセンス形態
業務自動化ツールのコストは、初期費用・月額(年額)ライセンス費用・保守サポート費用の合計で判断する必要があります。表面上の月額料金だけを比較すると、隠れたコストを見落とすリスクがあります。
ライセンス形態には主に「ユーザー数課金」「ロボット数課金」「実行時間課金」の3種類があります。少人数で多くのロボットを動かしたい場合はロボット数課金が割高になりやすく、逆に多くのユーザーが少数のロボットを使う場合はユーザー数課金が不利になることがあります。自社の利用パターンに合ったライセンス形態を選ぶことが、コスト最適化の鍵です。
また、IT導入補助金の対象となっているツールも多く、中小企業であれば補助金を活用することで実質的な導入コストを抑えられる場合があります。
サポート体制・導入支援の充実度
初めてRPAを導入する場合、日本語でのサポート体制と導入支援の充実度が、プロジェクト成否を左右する重要な要素です。海外製ツールの中には、日本語サポートが限定的なものもあるため、事前に確認が必要です。
確認すべきサポート内容としては、導入時のシナリオ作成支援・トレーニング・研修の提供・トラブル発生時の対応速度・ユーザーコミュニティの活発さなどが挙げられます。特に導入初期は、シナリオ作成でつまずくケースが多いため、ベンダーや販売パートナーによる伴走支援が受けられるかどうかを確認しておくと安心です。
無料トライアル・スモールスタートできるか
業務自動化ツールを選ぶ際は、無料トライアルや低コストのスモールスタートプランが用意されているかどうかを必ず確認してください。実際に自社の業務で試してみることで、操作性・機能の適合性・現場の受け入れやすさを事前に検証できます。
多くのツールが14日〜30日間の無料トライアルを提供しており、トライアル期間中に1〜2業務の自動化を試してみることが推奨されます。トライアルで効果が確認できた業務から本格導入し、段階的に対象業務を拡大していくスモールスタートのアプローチが、導入リスクを最小化する方法として広く採用されています。
業務自動化ツール(RPA)おすすめ比較17選
ここでは、以下のおすすめのRPAツールを17選紹介します。
- JAPAN AI AGENT(JAPAN AI株式会社)
- EzRobot(Ezテクノロジーズ株式会社)
- ロボパットDX(株式会社FCE)
- クラウドBOT(株式会社C-RISE)
- EzAvater(株式会社テリロジーサービスウェア)
- アシロボRPA(ディヴォートソリューション株式会社)
- AUTORO(オートロ株式会社)
- Coopel(株式会社Coopel)
- RoboTANGO(スターティアレイズ株式会社)
- BizteX cobit(BizteX株式会社)
- CELF(SCSK株式会社)
- BizRobo!(オープン株式会社)
- SynchRoid(ソフトバンク株式会社)
- Autoジョブ名人(ユーザックシステム株式会社)
- マクロマン(コクー株式会社)
- Power Automate(日本マイクロソフト株式会社)
- Automation Anywhere(オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社)
JAPAN AI AGENT(JAPAN AI株式会社)

JAPAN AI AGENTは、日本企業の業務効率化を支援する自律型AIエージェントで、RPA以上の業務効率化を実現できるソリューションです。
ユーザーは、ブラウザ上で直感的なドラッグ&ドロップ操作やシンプルなAPI設定を通じて、専門知識がなくても直感的な操作で業務フローを構築・実行できます。各企業の業務フローに沿って、AIエージェントを簡単にカスタマイズできます。また、ビジネスシーンにおける生成AI活用で想定される機能を多数提供しており、RPAが苦手な頻発する業務課題もJAPAN AI AGENT一つで解決が目指せます。
| 名称 | JAPAN AI AGENT |
| 料金 | 要お問い合わせ |
| URL | https://japan-ai.co.jp/agent/ |
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EzRobot(Ezテクノロジーズ株式会社)

EzRobotは、中小企業向けに特化した低価格で使いやすいRPAツールです。
業務手順を登録するだけで、Excelやさまざまな業務ソフトなどの業務自動化を実現できます。
また、1ヶ月間の無料トライアルが用意されており、導入前に機能や操作性を確認できるのも魅力の一つです。
| 名称 | EzRobot |
| 料金 | 初期費用:0円 月額費用:5万円 ※2台目以降は4万円 |
ロボパットDX(株式会社FCE)

ロボパットDXは、プログラミングの知識がない現場の担当者でも簡単に業務自動化が可能な純国産RPAツールです。
また、1ライセンスで複数のデバイスでの利用が可能で、在宅勤務や複数部署での活用にも適しています。
さらに、1か月単位での契約が可能で、繁忙期のみの利用や必要に応じたライセンス追加が容易です。
| 名称 | ロボパットDX |
| 料金 | 要お問い合わせ |
クラウドBOT(株式会社C-RISE)

クラウドBOTは、ブラウザ上の操作をノーコードで自動化できる完全クラウド型のRPAサービスです。
専用アプリや環境構築が不要で、ユーザーの操作を自動記録し、クラウド上でロボットを作成・実行できます。
また、通信や保存データは全て暗号化されており、ISMSクラウドセキュリティ(ISO27017)を取得している点からもセキュリティ対策が万全なのが伺えます。
| 名称 | クラウドBOT |
| 料金 | フリー:0円 シングルオフィス:3,000円 (税別) /月 マルチオフィス:6,000円 (税別) /月 マルチオフィス30:12,000円 (税別) /月 マルチオフィス80:24,000円(税別)/月 システムリンケージ:48,000円(税別)/月 ※ほかオプションあり |
EzAvater(株式会社テリロジーサービスウェア)

EzAvaterは、プログラミング知識がなくても簡単に業務自動化が可能な国産RPAツールです。
視覚的なインターフェースにより、非エンジニア人材でも容易に自動化シナリオを作成できるのが最大の魅力。
また、エラー発生時のリカバリー機能や柔軟な分岐処理により、業務の中断を最小限に抑えた安定的な運用も実現できています。
| 名称 | EzAvater |
| 料金 | フル機能ロボット:750,000円(税抜)/年 実行専用ロボット:200,000円(税抜)/年 EzAvater管理サーバー:498,000円(税抜)/年 |
アシロボRPA(ディヴォートソリューション株式会社)

アシロボRPAは、プログラミングの知識がない非エンジニア人材でも、最短90分で習得可能な直感的な操作性を備えているRPAツールです。
セキュリティ対策においても、業界初のバックドアなしを宣言しており、閉域網での利用も可能であるため、高い安全性を維持できています。
また、操作説明会やテクニカルサポート、Q&Aサイトなど、追加費用なしで利用できる充実したサポート体制も魅力の一つです。
| 名称 | アシロボRPA |
| 料金 | 要お問い合わせ |
AUTORO(オートロ株式会社)
AUTOROは、ノーコードで業務の自動化を実現できるクラウド型RPAツールです。
100以上の外部サービスやAPIと連携可能で、多様な業務の自動化に対応しています。
直感的な操作性にも優れており、導入後すぐに運用が可能なのも特徴的です。
| 名称 | AUTORO |
| 料金 | トライアルプラン:0円 各種基本プラン:5万円~/月 ※詳しくはお問い合わせください |
Coopel(株式会社Coopel)
Coopelは、誰でも簡単に日常業務を自動化し、仕事の効率化を実現できるクラウド型RPAツールです。
クラウド型ですが、専用アプリをインストールすればローカル環境でもロボットを実行可能です。
特にExcelを使用した業務の自動化が可能で、新規ファイルやレポートの作成、データ入力などの業務が効率化できます。
| 名称 | Coopel |
| 料金 | Business プラン:5,940円(税込)/月 ※1ユーザーあたり |
RoboTANGO(スターティアレイズ株式会社)
RoboTANGOは、日々の業務をそのまま記録してロボットを作成できるデスクトップ型RPAツールです。
フローティングライセンス制を採用しており、1ライセンスで複数人・複数デバイスで利用できるコストパフォーマンスの良さも人気の理由の一つ。
また、3週間の無料お試し期間では、全機能を体験できるため導入前にしっかりと検討できます。
| 名称 | RoboTANGO |
| 料金 | 無料トライアル:0円 基本プラン: 初期費用:100,000円 月額費用:1ライセンス50,000円/月 リモレクライトプラン 初期費用:150,000円 月額費用:1ライセンス80,000円/月 |
BizteX cobit(BizteX株式会社)
BizteX cobitは、インストール不要で利用できるクラウド型RPAツールです。
プログラミング知識がなくても、シンプルなUIでWebサイトの情報収集、データ入力などを自動化できるロボットを作成できます。
また、導入時だけでなく、導入後もチャットでのサポートやトレーニングなどを利用できます。
| 名称 | BizteX cobit |
| 料金 | 要お問い合わせ |
CELF(SCSK株式会社)
CELFは、Excelのような見た目と操作性が特徴的なノーコードの業務システム開発ツールです。
Excelの業務効率化に特化しており、既存のExcelファイルをアップロードし、管理するデータ項目を指定するだけで、オリジナルの業務アプリケーションを短時間で作成できます。
RPAについては有償オプションとして追加可能です。
| 名称 | CELF |
| 料金 | 無料トライアル:0円 クラウド版 月額:1,800円(税抜)/ 1ユーザー 年間:21,000円(税抜)/ 1ユーザー オンプレミス版 年間:16,560円(税抜)/ 1ユーザー ※オンプレミス版は月額の設定なし |
BizRobo!(オープン株式会社)
BizRobo!は、導入企業の高い継続率を誇るRPAツールです。
1ライセンスで無制限にロボットの作成や実行が可能で、スケールに応じた柔軟な運用が実現できます。
また、大規模運用に適したモデルの「BizRobo! Basic」とスモールスタートに適したモデルの「BizRobo! mini」が用意されており、自社に合ったモデルを選択できるのも特長の一つです。
| 名称 | BizRobo! |
| 料金 | 要お問い合わせ |
SynchRoid(ソフトバンク株式会社)
SynchRoidは、ユーザーファーストな操作性が特徴のRPAツールです。
フローチャート形式のUIを用いてロボットを作成でき、現場担当者でも容易に業務の自動化が可能です。
また、サーバー構築が不要で1ライセンスから利用可能なライセンスパックも用意されています。
| 名称 | SynchRoid |
| 料金 | 要お問い合わせ |
Autoジョブ名人(ユーザックシステム株式会社)
Autoジョブ名人は、直感的な操作で業務プロセスの自動化が可能なRPAツールです。
高い稼働安定性が特長の一つで、HTMLタグ情報を用いた画面操作により、画面デザインの変更や解像度の違いに影響されにくく、安定した自動化を実現しています。
開発版や実行版の追加も可能で、必要に応じて柔軟に対応できます。
| 名称 | Autoジョブ名人 |
| 料金 | 要お問い合わせ |
マクロマン(コクー株式会社)
マクロマンは、完全無料のRPAツールです。
ノーコードで開発・運用が可能なので、簡単に業務の自動化が実現できます。
また、必要に応じて有償のサポートサービス「RPA女子」や「マクロマン導入支援パック」を利用できます。
| 名称 | マクロマン |
| 料金 | 無料 |
Power Automate(日本マイクロソフト株式会社)
Microsoft Power Automateは、ローコードとAIを活用した包括的な自動化ソリューションです。
さまざまな機能が搭載されており、自社の課題に応じて活用できます。
さらに、Windows 10およびWindows 11ユーザーは、Power Automate Desktopを無償で利用でき、デスクトップ操作の自動化を手軽に始められます。
| 名称 | Power Automate |
| 料金 | 無料試用版:0円 Power Automate Premium:2,248円(税抜)1ユーザー/月相当 Power Automate Process:22,488円(税抜)1ユーザー/月相当 ※支払いは年払い |
Automation Anywhere(オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社)
Automation Anywhereは、企業向けの包括的なAIエージェントおよび自動化ソリューションを提供するグローバルなソフトウェアを提供しています。
ローコード環境でカスタムAIエージェントを作成・管理できる「AI Agent Studio」やAIを活用してワークフローの自動作成ができる「Automator AI」などが利用できます。
AIと自動化技術を組み合わせて、企業のDX化を促進できるのが最大の特色です。
| 名称 | Automation Anywhere |
| 料金 | 要お問い合わせ |
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業務自動化ツール(RPA)を選ぶ際の7つのポイント
- 対象業務の自動化に必要な機能を備えているか
- 既存システムとの連携ができるか
- 拡張性が高いか
- 使いやすいか
- コストパフォーマンスは高いか
- セキュリティ対策に問題がないか
- サポートが充実しているか
ここでは、上記のポイントについて解説します。
対象業務の自動化に必要な機能を備えているか
RPAツールを選ぶ際には、導入目的である業務の自動化に必要な機能を備えているかを最初に確認する必要があります。
自動化したい業務によって求められる機能は異なるため、まずは業務内容を細かく洗い出し、どのような処理が発生しているのかを明確にしておく必要があります。
自社業務にフィットする機能を備えていないRPAを導入してしまうと、期待していた効果が得られず、再選定の手間が発生する場合もあるため、導入前に丁寧な機能要件の見極めが欠かせません。
既存システムとの連携ができるか
RPAは基本的に人間の操作を模倣するツールですが、既存のERPやCRM、会計ソフト、受発注システムなどとのスムーズな連携ができなければ、自動化の効果が限定的になってしまいます。
そのため、自社で既に利用している業務システムと問題なく連携できるかがRPAツール選定時のポイントの一つです。
自社の既存環境にしっかりと対応できるRPAツールを選べれば、業務自動化の成功率を高められます。
拡張性が高いか
RPAツールを選定する上で、将来的な運用を見据えた「拡張性の高さ」は重要な視点です。
拡張性を判断するポイントとして、まずはツールが複数のロボットを同時に稼働・管理できるかといったスケーラビリティがあります。
特に中〜大規模な運用を考えている場合は、サーバー型やクラウド型でロボットの一元管理が可能なタイプが望ましいでしょう。
また、社内の既存システムや将来的に導入予定のソフトウェアとの連携性も欠かせません。
API対応や他ツールとの互換性があれば、自動化の幅を柔軟に広げられます。
導入前には今後の利用拡大も想定したうえで、機能・費用の両面から拡張性を慎重に見極めるようにしましょう。
使いやすいか
RPAツールを選定する際、操作性やユーザーインターフェース(UI)の使いやすさは、導入効果を最大化する上で重要な要素です。
使いやすさを見極める上でのポイントは以下の通りです。
- 直感的なUIとノーコード対応が可能か
- 学習支援とサポート体制は充実しているか
- 日本語対応が可能か など
上記の点を踏まえて、実際に無料トライアルやデモ版を試用し、自社の業務に適した操作性を持つRPAツールを選定するようにしましょう。
コストパフォーマンスは高いか
RPAツールを導入する際には、コストパフォーマンスの面でも検討する必要があります。
導入・運用にかかる費用と、それによって得られる効果を総合的に評価すれば、自社にとって最適なRPAツールが選択できるでしょう。
RPAツールにかかる費用は、おもに以下の項目に分類されます。
- 初期費用(ライセンス料)
- 月額費用(ツール利用料)
- サポート・保守費用
- 導入支援費用 など
特に初めてRPAツールを導入するのであれば、スモールスタートで小さな業務から自動化を始め、徐々に適用範囲を広げていくと、コストパフォーマンス面でも効果測定がしやすくなります。
RPA導入の成功には、「費用に見合った成果が得られるか」も軸にした選定が欠かせません。
セキュリティ対策に問題がないか
RPAツールは自動化の過程で機密情報を扱う場合が多く、セキュリティ対策に問題がないかを確認するのは大切です。
セキュリティ対策を確認する際に判断基準となるポイントは以下の通りです。
- アクセス制御は可能か
- IDやパスワードなどの認証情報を安全に管理できるか
- ロボットの操作ログやアクセスログの取得・監視が可能か
- 定期的なメンテナンスとアップデートはあるか など
上記のポイントを踏まえ、セキュリティ機能が充実しているRPAツールを選定すれば、より安全に運用できるでしょう。
サポートが充実しているか
RPAツールを選定する際、ベンダーのサポート体制が充実しているかは導入時・導入後の円滑な運用を進める上で大切な要素の一つです。
サポート体制を評価するために役立つポイントは以下の通りです。
- 電話・メール・チャットなど、複数の連絡手段が提供されているか
- 対応時間とレスポンスの速さはどうか
- トレーニングや研修は実施しているか
- オンライン上でのユーザーコミュニティやFAQが整備されているか など
上記の要素を総合的に評価し、充実したサポート体制を持つRPAツールを選定すれば、導入後の運用リスクを低減し、業務自動化の効果を最大限に引き出せます。
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従来のRPAでは実現できない業務をJAPAN AI AGENTで自動化
RPAは、定型的でルールが明確な業務の自動化において大きな成果を上げてきました。
しかし、複雑な判断や高度な推論を必要とする業務、非定型的なタスクへの対応は難しく、これがRPAの限界とされています。
RPAの欠点をカバーできる新たなソリューションが、AIエージェントの「JAPAN AI AGENT」です。
JAPAN AI AGENTは、特定の目標を達成するために必要なタスクを自律的に作成し計画的に実行するシステムで、企業の多様な業務を効率化できます。
JAPAN AI AGENTのおもな特長は以下の通りです。
- 日本企業で頻発する業務に最適化されたAIエージェントが標準搭載されており、導入後すぐにさまざまな業務に利用できる
- 専任のサポート担当が無償で導入・活用を支援
- 各企業の業務フローに沿って、AIエージェントを簡単にカスタマイズできる など
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