AIエージェント「データ分析コンシェルジュ」を提供開始 〜数値分析未経験でも、既存のデータをもとにした分析案の立案、グラフ化、将来予測までが可能に〜

JAPAN AI株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下JAPAN AI)は、自律型AIエージェント「JAPAN AI AGENT」のラインナップとして、Excelなどの表計算ソフトの数値データをもとにした分析業務を補助するAIエージェント「データ分析コンシェルジュ」の提供を開始したことをお知らせします。

「データ分析コンシェルジュ」AIエージェントとは

「データ分析コンシェルジュ」は、Excelなどの表計算ソフトのデータを与えることで、そのデータをもとにどのような分析ができるかといった「分析案」の提案から、グラフ化や将来の予測値の算出まで行うAIエージェントです。

「データはあるけどどんな分析をすればいいか分からない」という場合や、「将来の予測をどのような数式を用いて計算すればいいか分からない」といった場合でも、簡単な指示で誰でも簡単に分析ができます。

データの分析には、データ解析が得意なプログラミング言語であるPythonを用いて行います。

想定されるユースケース

企業活動における数値分析の、様々な場面で活用できます。

【活用例(一部抜粋)】

  • 市場調査
  • 店舗の売上予測
  • 損益分岐点の予測
  • 在庫管理、出荷予測
  • 退職のリスク要因分析
  • 需要予測
  • 製品寿命の予測分析
  • リスク分析
    など

「データ分析コンシェルジュ」の使い方

「スライド作成アシスタント」は、資料の構成や内容の有無により、2つの使い方があります。

①構成や内容の作成から資料化まで依頼する

「データ分析コンシェルジュ」にExcelデータやcsvデータを読み込ませると、データの内容から、分析案を提案してくれます。

※国際連合が公開している全世界の人口データを与えて、分析案を提案させた例

②グラフ化および将来の予測値の算出

「データ分析コンシェルジュ」が提案した分析案(あるいはそれ以外の分析案)を指示すると、その分析を実行してグラフ化します。

過去のデータの推移から、AIが適当と判断した計算式を用いて将来の予測値を算出することも可能です。

※世界の総人口の、これまでの推移と今後の予測をグラフ化させた結果

③異なる予測モデルでの算出

複数の計算式で予測計算した結果を比較表示させることも可能です。

※世界の総人口の今後の予測を、複数の数式で計算し、比較させた結果

今後の展望

分析系のAIエージェントラインナップを拡充させることにより、ビジネスやマーケティングなどの戦略策定業務を支援します。

また、「スライド作成アシスタントAIエージェント」などと連携することにより、分析結果の資料化といったアウトプットも自動化・効率化させていきます。