AIでグラフやチャートなどの視覚コンテンツが作成可能に
JAPAN AI株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下JAPAN AI)は、提供しているAIサービス「JAPAN AI CHAT」において、自然言語で指示した内容をグラフや図解として出力する機能を実装したことをお知らせいたします。
背景
これまで、生成AIを活用もしくは活用を検討されている企業様より、文字情報や自社データを参照したグラフや図解を自動生成するAI機能について、数多くの要望を頂いておりました。
そこでJAPAN AIが提供する法人向け生成AI活用プラットフォーム「JAPAN AI CHAT」に、データや文字情報をもとにグラフやフローチャートなどの視覚コンテンツを生成する機能を実装いたしました。
新機能の概要と利用イメージ
視覚コンテンツの生成には、Mermaid(マーメイド)と呼ばれる、グラフやフローチャートなどを描く記法を用いています。
Mermaid記法は、専用のシステムを利用することで記述した内容を視覚化することができる記法で、主にシステム開発の領域で利用されています。
↑Mermaid記法でのフローチャート作成
今回の新機能では、このMermaid記法の仕組みと生成AIの機能を組み合わせることにより、Mermaid記法を用いない自然言語での入力(指示)でも、グラフやフローチャートといった視覚コンテンツを生成できるようになりました。
利用イメージ
表現したい内容を自然言語で表現しつつ、Mermaid記法で視覚化するように指示することで、視覚コンテンツを生成することができます。
↑JAPAN AI CHATでのフローチャート作成
同様の手順で、様々な視覚コンテンツを生成することができます。
- 製品データを連携し、含有成分の割合をグラフ化する
- 月次の売上データを連携し、推移を表すグラフを作成する
- システムの要件定義書や設計書を連携し、フローチャートを作成する
- 議事録を連携し、ガントチャートを作成する
↑JAPAN AI CHATで生成した視覚コンテンツの例
今後について
今回のアップデートで視覚コンテンツを簡単かつ瞬時に生成できるようになりました。今後もより高レベルの自動化を実現できるよう、サービスを進化させてまいります。